こんにちは、てつやです。
ここ数年の物価上昇の中で、食品の値上がりは大きく、食費が家計を圧迫している家庭も多いかもしれません。
そうした食費を少しでも抑えるために、続けやすい節約のヒントを7つご紹介します。
当記事にてお伝えしている内容は以下になります。
気になるところからご覧いただいてオッケーです。
・食費は全体的にあがっているのかどうか?
・気になる食費の平均額は?
・食費節約に役立つヒント7選
家計の中で食費は大きな割合を占めますが、少しの工夫で大幅に節約できます。
今回は、計画的な買い物、無駄を減らすコツ、自炊を習慣化する方法など、すぐに実践できる節約テクニック7選をご紹介します。
食費の平均は月8万4,552円で増加傾向
気になる食費の平均は?
総務省の調査では、二人以上世帯の食費の平均は2023年は月8万4,552円。
コロナ禍前の2019年と比べると支出額は1割近い増加で、特に2021年からは2年連続で増えています。
内訳をみると、卵の支出額が約39%増になったのをはじめ、油脂類、麺類、肉類といった身近な食品は食費全体の増加率を上回って増加しています。
調理の手間が省ける調理食品(弁当、おにぎり、惣菜、冷凍食品など)の支出額も約18%と大きく増えています。
加えて、2019年に比べて一時は2割以上減っていた外食費は、2023年にはコロナ禍前とほぼ同水準に戻っており、ここ数年で食費が増える要因の一つになったと考えられます。
出典:総務省「家計調査(家計収支編)」二人以上の世帯(勤労世帯)の用途分類による収入及び支出金額より
食費が家計を圧迫!買い物や外食の見直しが必要に
2023年5月から新型コロナウイルスが季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症になり、食費では外食費の支出額がコロナ禍前と同等になるなど、以前と同じ暮らしが戻ってきたと感じる人も多いでしょう。
一方、コロナ禍前とは異なるのが、食費が家計をじわじわ圧迫している点。消費支出に占める食費の割合を示すエンゲル係数をみると、2019年では23.9%だったのに対し、2023年は26.5%と上昇しており、食料品以外の支出と比べて食料品の支出が相対的に増加していることが要因と考えられています。
ちなみに、2020年にも大きく上昇していますが、これはコロナ禍で食料品以外の支出が抑えられたことによる上昇と考えられます。
※出典:総務省「家計調査(家計収支編)」二人以上の世帯(勤労世帯)の用途分類による収入及び支出金額より
続けやすい食費節約のヒント7選
ここからは続けやすい食費生活のヒントについてお伝えしていきます。
食費節約としてだけではなく、家計全体を見直す機会として参考にしてくださいね。
1. 現在の食費を把握しよう
まずは現状把握が大切です。
家計簿アプリやレシートを利用して、食費の月額を記録しましょう。
これにより、どこで無駄が発生しているかが明確になります。
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2. 計画的な買い物で無駄を削減
週ごとに食材リストを作成し、計画的に買い物をすることで無駄な支出を防ぎます。
また、スーパーのセール情報をチェックし、割引クーポンを活用するのも効果的です。
具体的には、以下のようなことをやってみるのもいいかも。
①週間メニューを計画する
まず、1週間分の食事メニューを計画し、そのメニューに基づいて必要な食材リストを作成します。
例えば、月曜はカレー、火曜はパスタと決めておくことで、食材を無駄なく使い切ることができます。
②リストに忠実に従う
スーパーでの買い物時には、計画したリストに従って買い物を行いましょう。特売品や衝動買いを避けることで、不要な出費を防ぐことができます。
③まとめ買いでコスト削減
量販店やディスカウントストアでのまとめ買いを利用して、価格を抑えながら必要な食材を購入することも効果的です。例えば、冷凍できる食品や日持ちする乾物をまとめて購入すると、コストを抑えながら常備食材を確保できます。
④セールやクーポンを活用
買い物前にスーパーのセール情報や割引クーポンを確認し、リストに沿った賢い買い物をすることも有効です。これにより、計画的に節約しながらお得に買い物ができます。
⑤予算を設定する
毎週の食費予算を設定し、その範囲内で買い物を行うことで、計画的な支出管理が可能になります。
例えば、週に5,000円と決め、その中で最大限に効率よく買い物を行うことで、無駄を最小限に抑えることができます。
これらの具体的なテクニックを活用することで、無駄を抑えながら食費を節約することが可能です。
計画的な買い物は、家計を守る上で非常に効果的ですよ。
3. 冷蔵庫の整理で食材を無駄にしない
食材を使い切るためには、冷蔵庫内を常に整理整頓しておくことが重要です。
残り物を活用したレシピを考え、食材を無駄にしないよう心掛けましょう。
冷蔵庫の整理で食材を無駄にしないための具体的なコツは以下。
①見える場所に食材を配置する
新しく買った食材は奥に、古い食材は手前に置く「先入れ先出し」の方法を使うと、古い食材が使われずに放置されるのを防げます。
②食材ごとにゾーニング
野菜、肉、乳製品など、食材ごとに冷蔵庫内でゾーニングして整理します。
どの食材がどこにあるか一目で分かり、無駄なく使い切れます。
③透明な容器を使用
食材や料理の残り物を透明な容器に入れることで、内容物をすぐに確認できるようにします。
何が残っているかを常に把握し、消費期限を過ぎる前に使い切ることができます。
④週末に在庫確認とメニュー調整
週末に冷蔵庫内の食材を確認し、それに基づいて翌週のメニューを計画します。
既にある食材を最大限に活用できます。
⑤定期的な掃除と整理
定期的に冷蔵庫を掃除し、古い食材や使い残しを見直すことで、スペースを確保し新しい食材を効率よく収納できます。
これらの整理テクニックを実践することで、食材を無駄にせず、家計の節約にもつながります。
4. 自炊を習慣化してコストダウン
外食やコンビニ食を減らし、自炊を習慣化しましょう。
特に「作り置き」や「時短レシピ」を活用することで、忙しい日でも健康的でコストを抑えた食事が可能です。
自炊するにあたっての食材選びは、例えば野菜や魚など季節によって値段の変わりやすい食材は、旬の時期を狙って買うようにすると、安価に手に入るうえに栄養価も高いことが多く、一石二鳥です。
まとめて購入した場合は、冷凍や加工をし保存しやすくしましょう。
一方、年中同じ品質の商品が並ぶ、カット野菜や冷凍野菜は、必要なときに必要な分だけ利用することができ便利です。
なお、主食になる米、パン、めん類などのうち、パンやめん類は小麦の価格上昇に伴い値上がり傾向ですが、米の値段は比較的安定しています。
パンやめん類、お米それぞれの食べる頻度を適宜調節することが節約につながるかもしれません。
5. 低コストで栄養価の高い食材を選ぶ
節約しながらも健康を保つために、栄養価が高く、コストの低い食材を選ぶことが大切です。
例えば、豆類や野菜を中心にしたレシピは、経済的で栄養バランスも抜群です。
豆類や野菜を中心にした有名なレシピには、以下のものがあります。
チリコンカン
✔豆類(主にキドニービーンズ)と野菜を煮込んだメキシコ風スパイシーシチュー。
✔トマト、ピーマン、玉ねぎなどを使います。
ミネストローネ
✔トマトベースのスープで、豆や季節の野菜をたっぷり使ったイタリアの定番レシピ。
✔栄養バランスが良く、食べ応えがあります。
ファラフェル
✔ひよこ豆を使った中東の人気料理。豆をすりつぶしてスパイスと混ぜて揚げたボール状のフライです。
✔サラダやピタパンと一緒に提供されます。
ラタトゥイユ
✔ナス、ズッキーニ、トマト、ピーマンなどの野菜をオリーブオイルで煮込んだ南フランスの料理。
✔冷やしても温かくてもおいしいです。
6. ポイント還元やキャッシュレス決済を活用
買い物時には、ポイント還元カードやキャッシュレス決済を利用しましょう。
少しの工夫で、日常の買い物がさらにお得になります。
7. 地域のフードシェアリングを利用
地域によっては、フードシェアリングのプログラムがあります。
これを活用することで、無駄な食材を有効利用しつつ、食費の削減にも繋がります。
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まとめ
いかがでしたか?
輸入商品の価格に影響する海外情勢や円安、国内の人件費の上昇など、さまざまな要因で物価が上昇しています。
今後も落ち着く時期は不透明で、当面、上昇や高止まりが続くことも考えられます。
ご紹介したヒントを参考に、ご自身で無理なく続く節約方法を見つけてみてください。
以下でもご相談承わりますのでお気軽にどうぞ。
\家計のご相談を親切丁寧に承ります/