こんにちは、てつや(@tetuya_888)です。
本日は20代、30代、40代の平均貯蓄額について解説します。
FP資格者のてつやが、こんな悩みを解決できる記事を書きました。
お金のことって大事なことなのにわりと目をそむけがちですよね?
この記事で解説する『20代、30代、40代での平均貯蓄額』『年収別の平均貯蓄額』を理解すれば、自分が平均的に貯金できているのかそうでないのか理解できますよ。
それだけではなく、驚きの調査結果がありますので是非参考にしてください。
結論からいってしまいますと、驚きの調査結果とは、
『どの年齢帯、年収帯であっても、貯蓄以外の金融資産を持っている人=投資している人の方が平均貯蓄額が多い』
ということです。
それでは早速、平均貯蓄額について解説していきますね!
その前に、各年齢別の平均年収について見ておきましょう。
20代、30代、40代の平均年収はどれくらい?
年収別の平均貯蓄額をお伝えする前に、年齢別の平均年収についても気になります。
あくまでも平均年収ですし、今平均年収より高い、低いは一つのバロメータです。
ご参考に。
転職サイト運営のdodaによると、
全体 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|
20代 | 345万円 | 369万円 | 319万円 |
30代 | 442万円 | 481万円 | 375万円 |
40代 | 507万円 | 567万円 | 401万円 |
となっています。
年代が上がるにつれ平均年収は増加していますが、年々上昇幅は縮まっている状況です。
20代、30代、40代の平均貯蓄額(金融資産なし)
まずは、預貯金以外の金融資産を持たない世帯の平均貯蓄額です。
「金融資産」とは、株式、投資信託、債券、金銭信託、生命保険等の保険その他を含みます。
ちなみにデータすべて、金融広報中央委員会の
「家計の金融行動に関する世論調査 令和元年調査結果」からです。
では、平均貯蓄額について、「年齢別」、「年収別」にお伝えしていきますね!
年齢別平均貯蓄額
以下が年齢別の平均貯蓄額になります。
年齢 | 平均貯蓄額 |
---|---|
20代 | 86万円 |
30代 | 165万円 |
40代 | 236万円 |
年収別平均貯蓄額
続いて以下が年収別の平均貯蓄額です。
年収 | 平均貯蓄額 |
---|---|
収入無し | 48万円 |
~300万円 | 165万円 |
300~500万円 | 158万円 |
500~750万円 | 439万円 |
750~1,000万円 | ー万円 |
1,000~1,200万円 | ー万円 |
1,200万円~ | 1,501万円 |
次に金融資産を持つ世帯の平均貯蓄額を見ていきましょう!
20代、30代、40代の平均貯蓄額(金融資産あり)
年齢別平均貯蓄額
以下が年齢別の平均貯蓄額になります。
先ほどと比べてみてください。
年齢 | 金融資産額 | 内、平均貯蓄額 |
---|---|---|
20代 | 198万円 | 133万円 |
30代 | 572万円 | 281万円 |
40代 | 972万円 | 440万円 |
年収別平均貯蓄額
続いて、以下が年収別の平均貯蓄額です。
年収 | 金融資産額 | 内、平均貯蓄額 |
---|---|---|
収入無し | 535万円 | 269万円 |
~300万円 | 724万円 | 327万円 |
300~500万円 | 940万円 | 406万円 |
500~750万円 | 1,869万円 | 894万円 |
750~1,000万円 | 2,981万円 | 1,148万円 |
1,000~1,200万円 | 6,131万円 | 1,476万円 |
1,200万円~ | 5,903万円 | 2,856万円 |
どうでしょうか?
金融資産をもつ人の方が明らかに貯蓄額が大きくなるのがわかります。
平均貯蓄額についてまとめます。
平均貯蓄額のまとめ
年齢別
年齢 | 金融資産なし | 金融資産あり |
---|---|---|
20代 | 86万円 | 133万円 |
30代 | 165万円 | 281万円 |
40代 | 236万円 | 440万円 |
年齢別での平均貯蓄額は以上の通りです。
30代で1.7倍
40代で1.8倍
も金融資産を持つ方が平均貯蓄額が多い
年収別
年収 | 金融資産なし | 金融資産あり |
---|---|---|
収入無し | 48万円 | 269万円 |
~300万円 | 165万円 | 327万円 |
300~500万円 | 158万円 | 406万円 |
500~750万円 | 439万円 | 894万円 |
750~1,000万円 | ー万円 | 1,148万円 |
1,000~1,200万円 | ー万円 | 1,476万円 |
1,200万円~ | 1,501万円 | 2,856万円 |
年収別の貯蓄額については以上の通りです。
年収が高いほど平均貯蓄額は上昇していく傾向がありますね。
また、
平均貯蓄額については以上になります。
でも、金融資産てどんなのを持っているの?
保険とかばかりじゃないの?
20代、30代、40代の投資資産は?
20代
[percentage-bar color=”blue”]
[bar num=”36″ label=”24万円”]株式[/bar]
[bar num=”11″ label=”7万円”]投資信託[/bar]
[bar num=”5″ label=”1万円”]債券[/bar]
[bar num=”5″ label=”1万円”]金銭信託[/bar]
[bar num=”15″ label=”10万円”]生命保険[/bar]
[bar num=”12″ label=”8万円”]個人年金保険[/bar]
[bar num=”5″ label=”1万円”]損害保険[/bar]
[bar num=”11″ label=”7万円”]財形貯蓄[/bar]
[bar num=”11″ label=”7万円”]その他[/bar]
[/percentage-bar]
30代
[percentage-bar color=”blue”]
[bar num=”42″ label=”124万円”]株式[/bar]
[bar num=”13″ label=”39万円”]投資信託[/bar]
[bar num=”5″ label=”7万円”]債券[/bar]
[bar num=”5″ label=”5万円”]金銭信託[/bar]
[bar num=”13″ label=”39万円”]生命保険[/bar]
[bar num=”9″ label=”26万円”]個人年金保険[/bar]
[bar num=”5″ label=”5万円”]損害保険[/bar]
[bar num=”8″ label=”23万円”]財形貯蓄[/bar]
[bar num=”8″ label=”24万円”]その他[/bar]
[/percentage-bar]
40代
[percentage-bar color=”blue”]
[bar num=”27″ label=”143万円”]株式[/bar]
[bar num=”21″ label=”112万円”]投資信託[/bar]
[bar num=”11″ label=”59万円”]債券[/bar]
[bar num=”6″ label=”14万円”]金銭信託[/bar]
[bar num=”15″ label=”81万円”]生命保険[/bar]
[bar num=”12″ label=”63万円”]個人年金保険[/bar]
[bar num=”5″ label=”9万円”]損害保険[/bar]
[bar num=”7″ label=”25万円”]財形貯蓄[/bar]
[bar num=”8″ label=”27万円”]その他[/bar]
[/percentage-bar]
・40代になると株式を投資信託や債券に振り分けている
投資する人の平均貯蓄額が多い理由
結論を先に言うと、預貯金以外の金融資産を保有する人は以下のことを理解しているからです。
お金について勉強し、貯蓄と運用のバランスを真摯に考え、結果として資産を増やしているのです。
例えば、こんなことを知っているのです。
超低金利の時代なので、ゆうちょ銀行に100万円定期をしても1年20円しか利息ない。
しかも20円からまだ税金がかかるという無慈悲な世の中です。
「複利」とは、運用の利息分を再び運用に回して利息を得る方式のことです。
逆に、元本にのみ利息がつく方式を「単利」といいます。
たとえば、100万円を年率5%で運用したとします。
20年後には、
「単利」で運用した場合→200万円にしかなりません
「複利」で運用した場合→約265万円に!
「単利」と「複利」は運用の年数が長いほど差が広がっていきます。
この差が「複利」のメリットとなります。
たとえば今、100万円を持っていたとします。
年利0.002%のゆうちょ定期預金を「複利」で20年→100万400円にしかなりません
運用利回り5%で20年間運用→約265万円まで増える!
この差が「運用」のメリットになります。
皆さんも感じていると思いますが、給与はなかなか上がらない時代です。
だからこそ、「手元にあるお金を働かそう」ということに早く気付くかどうかが大切です。
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さいごに
平均貯蓄額について参考になりましたか?
貯金していても10年後、20年後、30年後にお金は増えません。
そのことに早く気付いて少しでも資産運用の大切さに興味や関心を持ってもらえると幸いです。
無理せずコツコツと投資していきましょう。
というわけで、今回は以上にします。ありがとうございます。
・同年代の友達でもお金のことって聞きにくいなー
・ぼく(わたし)の年収で○○万円だけど隣の家族はどれくらい貯金してるんだろ?