人生を取り戻す複業という選択を|書籍「複業の教科書」レビュー

人生を取り戻す複業という選択を|書籍「複業の教科書」レビュー 複業(副業)で稼ぐ方法

あなたは、自分の仕事に熱意を持っていますか?

この質問に「はい」と自信をもって答えられる日本人は少ないでしょう。

実際、米国ギャラップ社の調査によると、日本は「熱意あふれる社会人」は6%で「139ヶ国中132位」です。

先行きが不透明な時代で、なんとなくこのままで大丈夫なのか?という漠然とした不安はあるものの、

転職したり起業したりするのもリスクが伴うし…という思いもありますよね。

そんなあなたにおすすめしたい書籍が、西村創一朗著の「複業の教科書」です。

西村氏はリクルートHR時代に複業を始めて成功させた元サラリーマンです。

西村氏が考える業の成功法則やコツが散りばめられた良書です。

✅一つでも当てはまれば読んでみる価値アリ

・長く働くイメージがわかない

・仕事ばかりの毎日がつまらない

・自分の強みを見つけたい

・転職するのは怖い

・起業するのはもっと怖い

・今の会社の将来が不安…

こんなお悩みをもつあなたを救ってくれる道が「複業」であり、本書が伝える内容です。

ノーリスクで人生を変える「複業」とは

ノーリスクで人生を変える「複業」とは

今の会社を辞めて転職ましてや起業なんて考えられない!

でも「隣の芝生は青く見える」

巷には転職や起業の成功例が溢れているように見えてしまうものです。

Twitterなどを見ていても「起業したらどんだけ人生変わるんだよ!そんなスゲーやつばっかなの?」って感じになりませんか?

しかし、

  • 自分がそうなれるのかというと確証はない
  • 今の仕事を続けて人生安泰かというとそうでもない

そんな時に「転職」「起業」と違う第三の道として著者がすすめるのが「複業」です。

✅複業とは

・今の仕事を捨てることなく、しかし、しがみつくことなく新たなスキルアップやキャリアアップや出会いの経験を増やしていくキャリアルート

・しかもほぼノーリスクの方法

著者が提唱する「複業」について順に説明していきます。

悩めるAくん
「副業」と「複業」は違うの?

という疑問が浮かびますが、しっかり違いがあるのです。

「副業」と「複業」は全く別物

「副業」と「複業」は全く別物

著者は「副業」と「複業」について明確に違うものと定義しています。

副業のイメージ
  • あくまで本業を補うサブとしての仕事
  • 余った時間を有効活用して副収入稼ぎ
  • 一時的なお小遣い稼ぎ
  • 本業と副業の関連性がない
複業のイメージ
  • 本業だけではできない”やりたいこと”へのチャレンジ
  • 単発や短期で終わることはない
  • 続けるうちに経験やスキルが身につく
  • やればやるほど本業にとってプラスとなる

まだ少し「複業」のイメージがつかないという方は以下をイメージしてもらうといいかもです。

例えば、

①本業で本当はマーケティングをやりたいけど会社の異動ローテは最短でも3年であと2年は営業。。

→よし、週末を使って知り合いのベンチャーのリサーチを手伝おう

②子供の頃から憧れていた仕事はコラムニストだけど今のアパレルの仕事では経験は積めない

→なら、ブログを書いてみよう

などのように「やりたいことへの第一歩」を自ら踏み出し始めるのが「複業」なのです。

最初は細々であっても、続けるうちに経験やスキルがついてくるので徐々に幹が太くなります。

また、最初は「本業ではできないこと」の実践なので「パラレルキャリア」となることも多いですが、

「やればやるほど、本業にプラスの影響を与えていく」というシナジー効果が生まれることもあると著者は述べています。

上記でお伝えした例でいうと、

①複業のリサーチ補助で培った経験が、本業の営業に役立った

②ブログが上司の目に留まり、社内で立ち上げるオウンドメディアの開発チームに抜擢された

などです。

このように複業を続けた結果、本業の線まで太く発展していく=「パラレルキャリアのシナジー効果」が期待できるのです。

複業だけがもつ3つのメリット

複業だけがもつ3つのメリット
悩めるAくん
明確に”やりたいこと”がないと複業ははじめられないのでは?

と思うかもしれませんが、むしろその逆です。

気軽に本業を捨てずに始められることが大きなメリットです。

以下では、複業のメリットについて3つお伝えします。

①やりたいことの追求が可能

②稼ぐ力が得られる

③キャリアチェンジの失敗リスクの低減につながる

メリット①:やりたいことの追求が可能

リクルートのキャリアプランニングのフレームワークに、

Will(やりたいこと)×Can(得意なこと)×Must(求められていること)の掛け合わせた仕事=天職

というのがあるそうです。

本業ではMust(求められていること)が求められます。

設定された目標の達成度合いで評価されるので当然ですね。

となると置いてけぼりになりがちなのがWill(やりたいこと)です。

本業では満たされにくいWill(やりたいこと)の主戦場になるのが複業と著者はいいます。

自分で決めて自分で始める複業は何をやるのも自由。

だから自己実現の受け皿になるのです。

しかも達成までの期限もありません。だから続けるのもやめるのも自由。

上司は自分自身なのでやれるとこまでとことんWillを追求できるのが複業のメリットです。

メリット②:稼ぐ力が得られる

単なる副収入を稼ぐのが副業とお伝えしました。

一方複業で得られる財産は「お金」だけではありません。

むしろお金以上に価値のある”無形資産”を蓄財できるのが複業のメリットです。

✅無形資産とは

本業だけでは得られない「経験」、「出会い」、「信頼」

小笹芳央(リンクアンドモチベーション創業者)

お金と言う存在も社会的な信頼というもので成りたっています。それだけにお金も信頼できる人のところに集まるのだといえます。

人間関係の中で育っていく「信頼」こそがお金を生む仕組みであると著名人も言っていますね。

メリット③:キャリアチェンジの失敗リスクの低減につながる

これまで以上にいい仕事がしたい!いい職場環境で働きたい!

という思いを持って誰しも転職すると思います。

しかし残念ながら「転職して後悔する人」は存在していて、

「起業にしてもめちゃくちゃ熟考したのに失敗したという人も多い」と著者は言います。

複業にはこういった”キャリアチェンジのミスマッチ”という不幸を防ぐ役割も期待できるのがメリットです。

仕事を試す”試食”ならぬ”試職”ができ、自分が本当に力を発揮できるのはどんな仕事か、いくらでも複業で試すことが可能なのです。

複業の最大の価値は「自分の人生を取り戻すこと」

複業の最大の価値は「自分の人生を取り戻すこと」

いかがでしたか?

コロナ禍を経験して日本での働き方も大きく変化を遂げようとしています。

会社に依存していれば良かった時代からますます「個人」としての生き方が求められる時代となっています。

そんな時代に「本当にやりたかったこと」、「これが仕事にできたら幸せ」ということが複業ならいつでも、今すぐにでも始められます。

本日は「複業」という概念についてお伝えしましたが、この一冊には、

  • 複業を始めるためのステップ
  • 自分を売り込むための営業せずに仕事をつかむ方法
  • 複業でのSNSの効果的な使い方
  • 自分の仕事に対する値段のつけ方
  • 忙しいときに複業の生産性を上げるコツ
  • 複業にオススメのツール72選

など具体的なノウハウ、ハウツーも実にたくさん詰まっています。

この一冊だけで自分の人生を取り戻すために、複業を始められる書籍ですので一読を是非おすすめします。

本日はここまでにします。いつもありがとうございます。