ゲームは子供に悪影響なのか考える~我が家のルール~

子どもの教育について

「ゲームをすることって子供にとって本当に悪影響を与えるのか?」
子を持つ親なら一度はぶち当たりそうな悩みですね。
2020年1月には香川県でゲーム利用を規制する条例案が提出されネットなどでも物議を呼んでいます。

僕が子供の頃と違って子供が遊ぶ環境も変わりました。
学校終わりランドセル家に投げ捨てて外で日が暮れるまで走り回れるような場所は我が家の周りではありません。

ゲームを持つのが当たり前にもなりました。
青少年のゲーム機等の利用環境実態調査によると、子どもがなんらかのゲーム機を持っていると回答した保護者は約9割(89.2%)となっています。
また、eSportsとして今やゲームがごつい賞金の獲得できるスポーツとして脚光を浴びています。

esports
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そんな時代ですが、私も小学生の子供を持つ親として、毎日1時間(時にはそれ以上)もゲームに没頭している子供達の様子を見て、将来大丈夫なのか?という心配が漠然とありましたので、判断材料を集めてみました。
その結果、以下のルールを運用しています。

【我が家のゲームに関するルール】

  • 規則正しい生活、適切な勉強時間を確保するのであれば、自由時間は何時間やってもいい
    (前提条件をクリアするためには実質そんなには出来ないかもしれませんが)
  • 親として、子供がどんな遊びをしているか積極的に関わる

では、なぜそういうルールを作るにいたったかをご紹介いたします!

ゲームの子供への良い影響、悪い影響

【潜在能力】
シガン州立大学で12歳児を対象に行った研究では、普段テレビゲームをしている子の方がそうでない子より、創造力が高かったと言います。「現代のゲームにある複雑なキャラクターやストーリー設定は、子供の問題解決能力を高め、ゲーム以外の場に応用する力を促進する」とのことです。

我が子もやっているマインクラフトは確かに創造性が高まりそうですね。親父からすると何をしてるんか全然わからないです。

アリゾナ州立大学の報告では、ゲームをすることで、数学やサイエンスに必要な視覚空間的な認知力や推論力が高まるとしています。大学生に25分間ゲームをさせ、その前後をテストしたところ、スコアがアップしていたとのことです。

実は、我が子は早産で未熟児でしたので、小学校入学まで成長曲線が一般的な子供と比べ低かったのです。なので公的な施設で見てもらっていたことがあるのですが、そこの先生に空間把握が弱い部分はマリオカートさせましょ!と言われてたのはこんな理由だったのだとわかりました。

イタリアのサンドロフランセチー二大学の研究では、読むことに困難を抱える読字障害の子にアクションビデオゲームをさせたところ、読む力が改善されたとのことです。 素早く視点を移して何かを見つけたり、瞬間的に切り換えることのできる注意力が高まるとのことです。

財経新聞2016.1.15付で、東北大学竹内光准教授・川島隆太教授らの研究グループはビデオゲームの長時間プレイが脳の言語性知能低下につながるという研究成果を発表しています。

元々喋りだすのもかなり遅かったし、未熟児だったせいもあってかと思っていましたが、確かに言語能力は高い方ではないかもと思う節はありますね。

【人格形成】
「ゲームをするとそのストーリーの影響を受ける場合がある」ということが、これまでの数々の研究から分かってきているそうです。
暴力シーンが含まれるゲームをすると子どもの攻撃性が高まり、人を助けるようなゲームをしていれば人助けをするようになる、という研究データもあるそうです。

ある程度、子供がどんなゲームをしているか親が把握しておくことが大事そうです。

【コミュニケーション能力/社会性】
コミュニケーション能力や社会性が低下するのではないかと心配する人も多いが、実証はされていないとのことです。
社会的に不適応な子どもほど、ゲームにハマる傾向があるという研究結果も出ています。

【ゲームへの依存】
最も気をつけたいのは、スマホやタブレット、パソコンを使ったオンラインゲームのようで、ゲームとしての面白さだけでなく、ネット上で人とコミュニケーションできる楽しさがあることから、自分が中断することで「見ていないうちに何が起こっているんだろう」と気が気でなくなったり、「共同でやっている仲間に迷惑がかかる」と心配になったりして、なかなか抜け出せない構造になっていて依存性が高いのだそう。

【勉強時間減少との因果性】
慶應義塾大学の中室牧子教授による小学校低学年を対象にした研究によると、 テレビやゲームは学習時間を短縮させる因果的効果を持ちますが、その効果は、ほぼ無視できるほど小さいことがわかったといいます。
1時間の追加的なテレビ視聴やゲーム使用による学習時間の短縮効果は男子で1.86分、女子で2.70分にすぎないようです。

子供に勉強してもらいたいのであれば、子供が勉強を好きになるよう促していくことの方が大切なのでしょうね。
ちなみに一般的な小学生の勉強に対する集中力は15分~30分程度しかないそうです笑

まとめ

 ・ゲームは子供の潜在能力を高める可能性がある

・ゲームをさせなかったからといって、その分勉強するわけではない

・どんなゲームをしているか親も把握しておく(親がちゃんと子に関わる)

【我が家のゲームに関するルール】

  • 規則正しい生活、適切な勉強時間を確保するのであれば自由時間は何時間やってもいい
    (前提条件をクリアするためには実質そんなには出来ないかもしれませんが)
  • 親として、子供がどんな遊びをしているか積極的に関わる

子供から無理に好きなゲームを取り上げるより、上手く付き合っていくよう親がルールを決めてあげたり、話し合ったりしていく方が大事なのだと思いました。
ゲームをやめないからとあまり親も深刻にならず、ストレスを溜めないようにしたいですね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。