こんにちは、ファイナンシャルプランナー(FP)のてつやです。
本日は、
というあなたに向けて、手軽に簡単にご家計のチェックができる方法を解説します。
結論から言うと、以下3つの表を作ればOKです!
1. 家計の収支確認表
2. 家計のバランスシート
3. 家計のキャッシュフロー表
・3つの表を作ることでわかること
・3つの表を作るために必要な情報
・無料のテンプレート取得方法
では順番にお伝えしていきますね!
3つの表を作ることでわかること
収支表とバランスシートは現時点のあなたの家計を把握するために利用します。
キャッシュフロー表は、将来のあなたの家計をシミュレーションするために利用しますよ。
将来に漠然とした不安があるから…といった理由で、キャッシュフロー表から作りだす方もいらっしゃるようですが避けた方が良いです。
何事も「現状分析→将来予測」が大切だからです。
現在の延長上に将来はあります。
例えば、今法律の勉強をしていないのに3年後弁護士にはなれないですよね?
家計も同じことが言えて、今の収入と支出や資産と負債を把握しないことには将来の収入と支出の予測は難しいです。
ではそれぞれの表について解説しますね!
家計の収支表
現在の収入と支出を書き出してみると、自身の貯蓄力がわかります。
また、年間収入から年間支出を差し引いてみると家計が赤字か黒字なのか確認できます。
例えば、
・住居や車などの大きな買い物
・保険や、積立投信(NISA)の購入
ができるかどうか判断することができます。
家計のバランスシート
現在の資産や負債の状況を書き出してみると、家計の健全度を把握することが可能です。
また、資産から負債を差し引いてみると、本当の意味での資産(純資産)がわかります。
貯蓄力があるのであれば、老後資金の心配や無駄な保険に加入する必要もないかもしれません。
家計のキャッシュフロー表
現在から将来までの家計の変化をチェックします。
このままの家計で夢や目標がかなうのか、家計は赤字にならないかなどさまざまなことがわかります。
3つの表を作成するときに必要な情報
3つの表を作成する際には以下の情報があれば大丈夫です。
【共通】
・家族構成(それぞれの年齢、職業)
収支、資産・負債、将来キャッシュフローについてお伝えしていきます。
それぞれの情報を整理しましょう。
【収支に関して】
・年収(収入額●円、所得税●円、社会保険料●円、住民税●円)←源泉徴収票or確定申告書を転記すればいいです。
・基本生活費(食費●円、水道光熱費●円、通信費●円、日用雑貨費●円、教養娯楽費●円など)
・住居関連費(住宅ローン●円、管理費●円、積立金●円、固定資産税●円など)
・車両費(駐車場代●円、ガソリン代●円、自動車税●円など)
・教育費(学校教育費●円、塾代●円、習い事の費用●円など)
・保険料(家族全員の保険料●円)
・その他の支出(レジャー費●円、交際費●円、冠婚葬祭費●円など)
【資産・負債に関して】
・現金(普通預金●●円、定期預金●●円、貯蓄型保険●●円など)
・投資商品(株●円、投資信託●円、FX●円、仮想通貨●円など)
・住宅(持ち家の場合時価●円)
・その他資産(あれば)
・住宅ローン残高●万円
・自動車ローン、カードローン残高●万円
・奨学金返済額●万円
・その他負債(あれば)
【将来キャッシュフローに関して】
・子どもの進路(小中高大と私学か公立かなど)
・今後住宅を購入予定の場合、いつ頃か
・将来的に一時的に所得が増えるイベント予定の有無
・将来的に一時的に支出が増えるイベント予定の有無(教育費、住宅購入以外で)
教育費に関して学資保険の必要性についてよく質問がありますので、気になる方は以下もご参考くださいね。
>>【2021年4月】学資保険は必要?教育資金の準備に迷ったあなたへ
3つの表作成の心得~無料のテンプレート取得の方法は?~
無料テンプレートの取得方法
お伝えしてきた表のテンプレートは以下のサイトからExcelでダウンロード可能です。
日本FP協会とは1987年に創設されたNPO法人で、世の中のFPの養成・認証機関ですので安心してご利用いただけます。
表を作るメリットと覚えておいてほしいこと
・大まかに家計の状況を掴める(方向性は良いのか、悪いのか)
・家計の課題が見つかる(収入が少ないのか、支出が多いのか、無理な借入があるのかなど)
・将来的に住宅を購入することができるのか、夢の実現、老後資金に必要なお金は計画的に作れているかなど
また、覚えていてほしいのですが、作成した3つの表はあくまで現時点でのものです。
良くも悪くも思いがけないライフイベントが将来発生することがありますね。
例えば、転職、失職、独立などで収入源に大きな変化が出ていることも。
お持ちの仮想通貨が爆騰して働く必要がなくなっている、なんてことももしかするとあるかもしれません。
つまり数年後にお金に関する状況が、現在と一変していることがあります。
だから、1年に1度など定期的に作成することをおすすめしますよ!
まとめ~まずは自分で3つの表を作って家計の見直ししてみましょう~
いかがでしたか?
本日はあなたの家計の見直しの第一歩として以下の表の作成についてお伝えしました。
1. 家計の収支確認表
2. 家計のバランスシート
3. 家計のキャッシュフロー表
無料のテンプレートを使えばあなたも手軽に作成できますので、あまり難しく考えずにやってみてくださいね!
では本日はここまでにします。いつもありがとうございます。
↓↓
残念ながらこんな壁に当たった方は以下もお読みください。
表の作成が難しい…
表は作ってみたけど、不安がぬぐえない…
結局どうしたらいいのかわからない… など
そんな時はお金のプロであるFPに相談してみましょう!
一般的にFPへの相談は10,000円/回が相場と言われています。
そこで、サービスの提供をはじめました~
当ブログをご覧のあなたには特別価格(1,000円~)で相談を承ります。
しかもお悩みが解決するまで寄り添いますので大変お得!!
サービス内容だけでも一度ご確認くださいね。