5Gがもたらす社会について考えよう

5Gの世界 ブログを始めたい

こんにちは、てつやです。

日本でも5Gが本格的にスタートしています。

でも5Gって何?

という方向けに記載していきます。

この記事を読んでわかること

  • 5Gとは
  • 日本の導入状況
  • 今後生活はどう変わっていくか

ということがわかるようになっています。

5Gが見せてくれる世界によって、2020年代でぼくたちの生活が一変されていきます。

想像していた近未来の世界が、もうまもなくやってきます。

そしてぼくたちの生活がより一層便利になります。

5Gを理解して活用していくには、どのような変化が実際あるのか、想定し準備しておきましょう。

5Gとは

5Gとは第5世代(5th Generation)移動通信システムのことです。

そもそも移動通信システムとは、持ち運べる通信機器(移動通信)の通信網を担うシステムです。

そのシステムがめちゃくちゃ良くなるということで、世間やメディアが騒いでるわけですね。

2023年には、30兆円の経済効果をもたらすというデータもあります。

現在の4G(第4世代システム)との違いはざっくりいうとこんな感じです

  • 高速・大容量→通信速度は20倍~100倍
  • 同時に多回線可能→㎢あたりの同時接続数が10倍に拡大
  • 超低遅延→よりリアルタイムな通信が実現され、体感レベルでの通信遅延は無くなる

少なくとも個人レベルでは、動画やスマホゲームの際の通信速度の遅れによるストレスからは解放されます。

マルチなモノとの通信を考慮した技術で、IoT(Internet of Things)、自動運転システムなども加速します。

ワクワクしますね。

開始時期

日本

身近に感じられる影響としては、日本ではスマホ5Gの運用が3大キャリアをかわきりに2020年3月より開始しています。

Point!

  • ドコモは2020年3月25日から
  • auは2020年3月26日から
  • ソフトバンクは2020年3月27日から
  • 楽天は2020年6月から予定

とはいえ現状では、肝心の5G対応エリアがまだ極めて局所的です。

エリアが限定的な理由として、5Gに割り当てられている電波の特性があります。

3.7GHz帯 / 28GHz帯が割り当てられていますが、いずれも既存の4G向けに比べると周波数が高く、エリアを広くカバーする用途には向きません。

総務省では現在、より遠くに飛ぶ既存の4G周波数帯を5Gに転用する議論を進めており、5Gエリアの全国化はこれを待つ必要があります。

ソフトバンクはじめ、大手キャリアは既存4G周波数帯の5G転用を早期に進め、来年末(2021年末)に5Gの人口カバー率90%超を目指す方針も明かしています。

なので実際に5Gのすごさを国民が享受できるのは、まだ先(少なくとも来年)のことになるかもしれません。

スマホについていえば、携帯料金の引き下げ議論でもすったもんだしていたように、5Gをエサに結局携帯料金の引き下げどころか実質引き上げということになるのかもしれません。

韓国、米国、英国

この3ヵ国は世界に先駆けて5Gを導入した国です。

米国・・・AT&Tが全米12都市で5Gサービスを提供開始。トランプ大統領も5G商戦に積極姿勢。

韓国・・・5G加入者が300万人を突破。

英国・・・アメリカ、韓国に続き世界で3番目に5Gを導入。

中国

参入時期としては上記3か国に比べ遅かったものの現在、5Gの最先端にいるのは中国です。

中国にはアメリカのおよそ10倍にも上る数の5G専用基地局が存在します。

モバイル利用者の母数が大きいだけに、中国では多くの5G利用が期待されています。

2025年には全世界の5G通信の3分の1を中国が占めるというレポート「The Mobile Economy Asia Pacific 2019」もあります。

モバイル領域の5Gが各国で続々運用開始しています。
その領域では日本は遅れをとっているということは頭にいれておこうね。

また日本のけいたいはガラパゴス化しないか心配・・・

5Gがもたらす社会の変化

5Gが見せてくれる世界によって生活が一変されていくわけですね。

あらゆるもののネット化における是非はあるものの、5Gによって生活がより一層便利になるのは確実です。

5Gを理解して生活に活用していくにはどのような変化が実際あるのか、想定し準備しておくことが大切ですね。

以下がその具体例になります。

医療の進化

医療の進化

5Gの超高速、超低遅延によって遠隔治療が可能となります。

インターネットを介して全国の医療施設が繋がることとロボット技術の発展も相まって、どこにいても最先端の治療が受けられるようになることでしょう。

都市部とそうでないエリアの医療格差の是正にもつながります。

PCR検査を誰でも家にいながら、受けられるようになるかもしれません。

自動運転

自動運転技術

5Gによって、車も自動運転が主流になっていく可能性が高まります。

僅かな通信遅延も許されない車の自動運転に5Gは必要不可欠な技術です。

信号や他車の走行状況、発信、停止など大量の情報を遅延なく受信することが可能となり、AIによる適切な判断とともに自動運転の安全性も飛躍的に高まります。

物流

ドローンなど物流の変化

5Gによる大容量・低遅延通信によって、コントロール可能となるドローンの台数が増え、操縦範囲が広がることから、ドローンを使った無人宅配の実現も可能です。

ゲーム

5G でゲームも進化

5Gによって、ゲームはすべてクラウド上でプレイすることができるようになります。

つまり専用のゲーム機やソフトを用意する必要がなくなります。

サブスクリプションが主流となり、都度購入することもほとんどなくなる可能性があるでしょう。

eスポーツとして盛り上がりを見せており、これからゲームのあり方も大きく変わることでしょう。

体験

VRなどの体験の変化

5GによるVR・AR技術の進化で、家の中にいながらまるでスタジアムやフェス会場にいるような感覚で、臨場感あふれる雰囲気を体験できるようになります。

NTTドコモも、2019年ラグビーワールドカップにおいて、パブリックビューイング形式で5Gプレリリースを実施しています。

物理的な距離や空間の制限を減らすことができ、自宅にいながら一人の人間が体験できる数が飛躍的に増えることになりそうです。

おわりに

5Gの技術によってもたらされる世界は、ぼくたちの想像をはるかに超えていくものかもしれません

4Gの世界になり台頭してきた企業として米国のGAFA(google、Apple、Facebook、Amazon)や、中国のBAT(Baidu、Alibaba、Tencent)などがありますが、次の世代では現在は見えていない企業が世界の各地やもしかしたら日本からも現れてくる可能性があります。

2020年代初頭は「5G」をキーワードに収益化のタネを探しつづけるのも楽しいですね。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

より深く5Gを利用したビジネス展望について知ってみたい、という方には下記書籍が勉強できました。