こんにちは、てつやです。
副業の一つとして株を始めたけど、今一つ何から始めたら良いかわからない…
株初心者だけど、本当に株で儲けることは出来るの?
そんなあなたの疑問を解決するためにおすすめしたい書籍が、
林僚著の「トイレ休憩で株してたら月収50万円になった件」です。
林氏は元々年収340万円のサラリーマンでした。
人生を変えるべく、色々な副業に手を出したものの上手くいきませんでした。
別の副業で失敗して自己破産寸前までいくという地獄も見ました。
そこで出会ったのが株式投資だったそうです。
当初は株式投資に懐疑的で、正直ギャンブルだと著者も考えていましたが、あるメンターに出会い、
「目の前のタスクをコツコツやっていき、それを継続するだけで毎年人生が変わる。林くんにも実現できるよ」
という言葉に勇気をもらいサラリーマンを続けながら株を勉強することを決意しました。
著者は株の勉強を始めて1年6ヵ月で50万円を6倍にし、ひと月に50万円もの収益を獲得できるようになりました。
では著者はどのような勉強をして、どのようなことを心掛けてそんなに稼げるようになったか?
何か特別なことをしたとあなたは思うかもしれません。
でも実際は、
✅株価をチェックするのは1日1回
✅14時30分から15時の間に売り買いの判断
✅トレードするために3分トイレに籠る
だけだったそうです。
また、著者は言います。
「株式投資は特別な人間だから結果が出るわけではない。
稼げる方法を身に付けてしまえば、一生モノの財産やスキルとなる。」と。
本業と副業の収入を効率的に稼ぎ、家族や大切な人を幸せにしたい!という方に是非手に取ってほしい良書です。
この書籍で著者が伝えたいことの一部を当記事でお伝えしていきます。
当記事に書いてあることを覚えるだけでも、株式投資のイロハが学べます。
あなたの株式投資の参考にしてみてくださいね。
株式投資は14時半から15時が重要
あなたは勤務の四六時中株の値動きに一喜一憂していませんか?
・平日の9時~11時半
・12時半~15時
の5時間です。その中で時間帯による値動きの傾向があります。
9時~9時半:1日の中で最も値動きが激しい時間帯
12時半~13時:値動きが大きくなりやすい時間帯
14時半~15時:株価が収束して落ち着く時間帯
一番大事な時間帯は「14時半~15時のラスト30分」
午前中は下落したけど午後になってから上昇するということもあります。
変動が大きい時間帯はなるべく避けて、株価が収束する時間帯を狙いましょう。
14時半にトイレに3分座ってポチポチするというルーティンを大事にしましょう。
株式投資でテンバガーを狙う必要はない
株で儲かった!と聞くとあなたはどんなイメージを持ちますか?
「100万円儲かった!」とか、
「買った株が10倍になった!」などを思い浮かべませんか?
でもそれは大きな誤解です。
株を長年しているとたまには大当たりもあるかもしれません。
いわゆるテンバガー(10倍)銘柄を買ったみたいなことですね。
ただ再現性はとても低いです。だから「株で儲ける」の概念を間違えている人は改めましょう。
・株は買う人が多いと上がり、少ないと下がるという「現実」
・50万円を1ヵ月で52.5万円にするだけでお金は増えるという「真実」
つまり資産を毎月5%増やしていくことです!
めちゃくちゃビックリする「真実」をお伝えすると、
- 仮に50万円で株式投資を始めて毎月5%の運用を複利で10年継続した場合、元手はなんと1億7,000万円になる
この目線は絶対に忘れてはいけません。
複利の効果についてはこちらの記事もどうぞ。
ファンダメンタルズよりテクニカル分析が大事な理由
投資判断を下す分析手法には主に2つありまして、
①テクニカル分析
②ファンダメンタルズ分析
です。
どちらを重視するかというと世の中には様々な意見がありますが、著者は明確に①テクニカル分析を重視します。
株式投資においては、
✔株価が上がっていくのか下がっていくのかの「方向性=入口」を理解する。
✔その次に、株がどれくらい動くかの「変動率=出口」を理解する。
この2点を押さえていない投資家はただのギャンブラーです。
株式投資においては入口と出口に明確な根拠がないといけません。
ファンダメンタルズ分析では残念ながら、出口はわからないのです。
だからテクニカル分析が重要と著者は言います。
テクニカル手法をしっかり学ぶことで、根拠を持ったトレードが可能になりますよ!
\ 株で儲けるために今すぐ使えるテクニカル分析がわかる /
株式投資で売りを知れば2倍のチャンスあり
株の大原則は当たり前のようですが、「安く買って高くなったら売る」です。
それでも○○ショックのような事態が相場には起こりえます。
最近でいうとコロナショックは記憶に新しいのではないでしょうか?
急落は現実に起こるという前提のもとトレードに臨まないといけません。
だから「買い」だけでなく「売り=空売り」を覚えることで株価の上昇時にも下落時でも株で稼ぐことが可能になるのです。
空売りには「なんだか怖い」という空気感があります。
また、有名な投資格言に「買いは家まで、売りは命まで」というものすらあります。
売りは失敗すると命まで取られるという物騒な格言ですが、なんとなく怖いということで売りを学ばない方がリスクが高いと著者は言います。
買いしか知らなければ急落時保有株は塩漬けになる可能性があります。
一方きちんと売りについても使いこなせれば、急落時に利益を得ることが可能になるのです。
基本の目印とは?
テクニカル分析の中で、著者が大切している5つの目印があります。
①高値と安値:ローソク足の終値で判断
②周期
③新値更新
④移動平均線
⑤節目
とにかくこの5つを押さえておくことが大切で、これらを掛け合わせて運用することで勝率は上がっていきます。
「トイレ休憩で株してたら月収50万円になった件」の口コミ
「トイレ休憩で株してたら月収50万円になった件」の口コミをみてみましょう。
ソースはTwitterからです。
悪い口コミを探してみましたが、見つかりませんでした。
トイレ休憩で株してたら月収50万円になった件
林僚#読了限られた時間帯を狙い、中期移動平均線を中心に見極めるテクニック。
ピンスポットで狙い撃ちの短期狙い。(超短期狙いでもない)銘柄選びのガイドラインや注意事項も書いてあり本気で狙ったら勝てそう!な気がしてくる。
— ゆーけい@読書垢 (@yu_i_il) September 19, 2020
https://twitter.com/tsu_gumirai/status/1298483138008502273
まとめ
いかがでしたか?
タイトルはキャッチ-で一見胡散臭いですが、
この一冊には、株式投資初心者が学ぶべきことがギッチリつまっています。
「株式投資始めるにはまずはこの一冊!」と言えるくらい読みやすくて、実践的な本です。
デイトレードで専業トレーダーになれというわけでなく、1日3分の「副業」として書かれた本というのが重要!
本日お伝えした内容は大事だと思う部分のほんの一部でしかありません。具体的には、
- 銘柄選びの方法
- トレードを絶対しない日とは
- 配当や優待狙いの投資はいいの?
- 株式投資に日経新聞、四季報は利用できる?
- 初心者が陥りやすい8つのワナ
- 明日から使える2つのウルトラテクニック
など具体的なノウハウ、ハウツーも実にたくさん詰まっています。
一読を是非おすすめします。
本日はここまでにします。いつもありがとうございます。