新NISAの始め方|月3万円を積み立てる場合の失敗しない手順

新NISAの始め方|月3万円を積み立てた場合の失敗しない手順【固定費削減から始める資産形成】 新NISA・投資戦略

こんにちは、てつやです。

以前こんな記事を書きました。

>>固定費削減のやり方|月3万円浮かせた実例と正しい見直し順【保存版】

てつや
固定費を見直して、毎月3万円が浮きましたという記事です。

通信費、保険、住宅ローン、光熱費。
一つずつ見直した結果、毎月自動的に残るお金が生まれたとします。

実は、問題はここからです。

その3万円を、

・なんとなく口座に置いておくのか
・将来のために増やすのか

この選択で10年後、20年後の家計は大きく変わります。

そこで有力な選択肢になるのが「新NISA」です。

この記事では、

・新NISAの始め方
・月3万円積み立てた場合のシミュレーション
・メリットとデメリット
・初心者が間違えやすいポイント
・実際に私が迷ったこと

まで、実践ベースで解説します。

✅この記事を書いている人

・ファイナンシャルプランナー(FP)

・銀行で15年勤務

・お金に関する相談年100件以上

ココナラでお金に関する相談受付中

新NISAとは?最低限押さえるべきポイント

新NISAとは?最低限押さえるべきポイント

制度の細かい説明は他の記事でも確認できますので、まずは大事なポイントだけ整理します。

✔運用益が非課税

✔年間最大360万円投資可能

✔非課税保有限度額は1,800万円

✔非課税期間は無期限

✔つみたて投資枠と成長投資枠を併用可能

最大の特徴は「非課税期間が無期限」であることです。
旧制度ではあった、「期限」を気にする必要がありません。

長期・積立・分散を前提とした制度設計になっています。

新NISAはいくらから始めるべきか?

新NISAはいくらから始めるべきか?

「新NISAはいくらから始めるべきか?」という疑問は非常に多いです。

結論は明確で、

生活防衛資金を確保したうえで、無理のない金額から始めることが大切です。

目安としては、

・生活費の3〜6か月分を現金で確保
・借金がない状態(住宅ローンは除いてOK)
・毎月安定収入がある

この条件を満たしていれば、月1万円からでも意味はあります。

今回は、固定費削減によって生まれた「月3万円」を前提に考えます。

月3万円の固定費削減については↓

>>固定費削減のやり方|月3万円浮かせた実例と正しい見直し順【保存版】

月3万円を20年積み立てた場合のシミュレーション

月3万円を20年積み立てた場合のシミュレーション

前提条件は以下です。

・月3万円積立
・年率5%で運用(複利)
・20年間継続

20年積立するとしたら、元本は720万円です。
上記条件で運用すれば、資産は約1,230万円となり、
増加分は約510万円です。

30年間続けた場合は、約2,500万円ほど増加することになります。

もちろん、年率5%も元本の金額も保証ではありません。

しかし、長期・分散・積立を徹底すれば、期待値は合理的な範囲に収束しやすいと考えられているのも事実です。

なぜ月3万円が現実的なのか?

なぜ月3万円が現実的なのか?

月1万円では資産形成のスピードが遅くなります。
月5万円以上は家計に負担がかかる人も多いです。

なので月3万円は、

・固定費削減で作りやすい
・生活を圧迫しにくい
・長期では大きな差になる

バランスが取れたちょうど良い金額です。

会社員や子育て世代にとっても、継続しやすい現実的なラインだと考えています。

新NISAのメリット

新NISAのメリット

1. 運用益が非課税になる

NISAは、通常なら約20.315%かかる運用益(値上がり益や分配金)への税金が非課税になる制度です。

たとえば100万円の利益が出た場合、本来なら約20万円が税金で差し引かれますが、NISA口座ならそのまま全額受け取れます。

長期運用ではこの差が大きな資産差になります。

2. 長期投資との相性が良い

非課税期間が無期限のため、複利で長期に運用することができ、

時間を味方につけられます。

3. 自動積立で感情を排除できる

自動積立は、毎月同じ金額を機械的に投資する仕組みです。

価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、結果として購入単価が平準化されます。

相場の上げ下げを予測する必要がなく、感情に左右されずに長期運用を継続できる点が大きなメリットです。

4. インフレ対策になる

現金のみで保有するよりも、資産の防衛力が高まる可能性があります。

スーパーの卵や牛乳、ガソリン代、電気代までじわじわ値上がりしていますよね。

同じ1万円でも買える量が減っているのが今の現実で、実質お金の価値が下がっています。

銀行に置いたままでは、お金の価値は増えません。

だからこそ、物価上昇に負けないための資産運用が必要になります。

新NISAのデメリット

新NISAのデメリット

ここまでメリットばかりお伝えしてきましたが、「新NISA デメリット」にも正直に触れておきます。

・元本保証がない
・短期で利益を出す制度ではない
・商品選択を誤ると効率が下がる

商品選択を誤るについて補足しますと、

つみたて投資枠で購入できるのは「長期・積立・分散」に適した銘柄に限定されています。

なんでも好きな銘柄を買えるわけではないので、欲しい銘柄がつみたてで無い場合は、

成長投資枠で購入しましょう。

しかし、限定されているといっても、200本~300本の銘柄から選べるので、

そこまで気にする必要はありません。

また、次のような人は「新NISAはやるかどうか」慎重になるべきです。

・生活資金に余裕がない
・借金がある
・値動きに耐えられない
・短期で利益を求めている

全員に適しているわけではありません。

が、使える人は必ず使ってほしいです。

新NISAの始め方【会社員向け】

新NISAの始め方

STEP1:証券口座を開設する

ネット証券を選ぶのが一般的です。

理由は、

・手数料が低い
・商品数が豊富
・操作性が高い

からです。

>>NISA口座をSBI証券で開設する方法(5分で完了)

STEP2:つみたて投資枠を選択する

積立設定時に「新NISA(つみたて投資枠)」を選択します。

つみたてNISA購入

これを選ばないと非課税になりません。

年間120万円まで利用可能です。
月3万円なら枠内ですね。

STEP3:商品を選ぶ

基準は以下です。

・全世界株式型など広く分散されている
・信託報酬が年0.2%以下
・純資産総額が大きい

上記をすべて満たすこれ一択でいいと個人的には思います。

オールカントリー

STEP4:月3万円を自動積立設定する

毎月の積立金額と日付を設定します。
クレジットカード積立を利用すればポイント還元も受けられます。

STEP5:自動積立を継続する

毎月の購入は自動で行われます。
自分の判断で頻繁に売買しないことが重要です。

価格が上がっても下がっても、設定した金額を淡々と積み立てます。

積立投資は、感情を介入させないための仕組みです。

初心者が間違えやすいポイント

初心者が間違えやすいポイント

間違えやすいポイントを記載しておきます。

  1. 特定口座で購入してしまう

  2. つみたて投資枠と成長投資枠を混同する

  3. 信託報酬の高い商品を選んでしまう

  4. 生活防衛資金なしで始める

  5. 相場の下落で積立を停止する

  6. 銘柄を増やしすぎる

  7. 短期で成果を判断する

これを守るだけでも失敗する確率は下がります。

実際に私が迷ったポイント

実際に私が迷ったポイント

今から始めて遅くないのか?

もっと早く始めた人と比べてしまい、迷いました。

しかし、今日が一番早い日です。
悩んでいる時間こそ、機会損失だと気づきました。

月3万円は多すぎないか?

最初は不安でした。

そこで最初の数か月は月1万円から始め、慣れてから3万円に増額しました。

段階的に増やすことで心理的ハードルが下がりました。

相場が下落したとき

積立開始後に相場が下落し、評価額がマイナスになりました。

不安はありましたが、何もしませんでした。

積立は感情と戦う投資ではありません。
感情を介入させないための仕組みです。

価格が下がっても自動で買い続ける
それが制度の前提です。

この経験で「仕組み化」の重要性を実感しました。

固定費削減から新NISAへ回す理由

固定費削減は一度見直せば効果が継続します。

昇給や副業収入は不安定です。
しかし固定費は再現性があります。

その安定した資金を新NISAへ回すことで、長期的な資産形成が可能になります。

まとめ

新NISAは長期・分散・積立を守れる人にとっては強力な制度です。

固定費削減で浮いた月3万円。

消費するのか、積み立てるのか。

将来の差は時間とともに広がります。

小さく始めて、仕組みで継続する。
それが最も再現性の高い方法です。

家計を感覚のまま続けますか?

ここまで読んで、
「自分は危険水準かもしれない」と感じた方へ。

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