海外決済の方法3つを解説。ビジネススキーム別のメリット、デメリットも

海外決済の方法3つを解説。ビジネススキーム別のメリット、デメリットもお伝え。 Overseas business

こんにちは、てつや(@tetuya_888)です。

国内でも海外でも商品を販売したら資金の回収ができてこそ一つのビジネスが成立します。

貿易や越境ECのスキームが増加したことでより海外への販売が身近になっています。

特に新型コロナウィルスの発生で越境ECでのオンライン販売は今後の主たる販売チャネルとなっていきそう。

一方で取引先が海外にあると地理的な要因で回収のリスクは高くなります。

代金回収のトラブルを避けるためには、契約書の条件をきっちり詰めた上で締結することが重要です。

本日は海外取引先との契約条件でも重要な決済方法について3つお伝えしていきます。

こんな記事も以前記載しましたので合わせてご覧ください。

中小企業が海外展開を検討する理由

悩めるAくん

・T/T送金とは

・L/C取引とは

・決済代行会社の利用とは

こんな内容を理解できる記事を書きました。

結論から言うと、海外取引先との決済方法には大別してT/T送金、L/C取引、決済代行会社の利用の3つになります。

T/T送金とL/C取引は現状銀行での手続きが主になっていて、決済代行会社の利用は主に民間決済業者での手続きとなっています。

依然は海外決済は銀行でというのが一般的でしたが、近年は個人の越境ECの普及や金融サービスが進化しているので、決算代行会社の利用が増加していますよ。

ではそれぞれの決済サービスについてお伝えしていきますね。

海外決済方法①T/T送金

海外決済方法①T/T送金

T/T送金とは、電信(Cable)送信とも呼ばれ、国内の銀行振込とほぼ同じように使える支払方法です。

支払者(輸入者)が自国の取引銀行(仕向銀行といいます)に対してT/T送金を依頼すると、現金が実際に輸送されるのではなく、情報が相手側の海外銀行(受取銀行といいます)に伝わります。

そして、相手方は受取銀行から現金を引き出せる仕組みです。

送金手数料について

現在最もポピュラーで銀行が介在することで安全性も高いのがT/T送金のメリットです。

一方、利用するには各種手数料が発生します。

一般的に輸出者の場合、海外送金で必要となる手数料は以下です。

✔被仕向送金手数料 1,500円

✔円為替取扱手数料 送金金額の1/20%(最低2,500円)

✔外貨取扱手数料 送金金額の1/20%(最低2,500円)

被仕向手数料は、手数料負担が振込人負担でないとき一般的に輸出者側が負担します。

受取の通貨が円もしくは他通貨によって円為替取扱いもしくは外貨取扱手数料のいずれかが発生します。

手数料は三菱UFJ銀行のHPを参考にしましたが、だいたいどこの金融機関でも銀行であれば同水準です。

500万円までの販売代金の回収で4,000円が手数料がかかってくることになります。

てつや
金融機関がボッタくってるわけではないけど、まあまあ高いですね

一般的に輸入者の場合、海外送金で必要となる手数料は以下です。

✔外国送金手数料 2,500円~7,000円

✔円為替取扱手数料 送金金額の1/20%(最低2,500円)

✔外貨取扱手数料 送金金額の1/20%(最低2,500円)

外国送金手数料は、インターネットバンキングでの手続きだと安くなる傾向があります。

銀行窓口だと一般的に割高です。どれほど少額の送金でも最低5,000円は手数料が発生しますね。

口座情報について

海外へのT/T送金の際、以下の口座情報が必要となります。

  1. SWIFT/BICコード
  2. IBANコード
  3. CNAPSコード

日本での手続であれば①が基本です。②は欧州系の金融機関、③は中国域内のシステムで使用されるコードです。

SWIFTとは国際銀行間金融通信協会(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)の略で国際金融コードのようなものです。

相手方銀行の国及び銀行名を表しています。

輸入者側であれば、相手先に確認してもらいましょう。

輸出者側であれば、入金口座のある取引銀行に教えてもらえばOKです。

海外決済方法②L/C取引

海外決済方法②L/C取引

新たな海外取引開始となった際、輸出者としては出来るだけ前払いで回収したいですね。

しかし、新規取引で相手方から前払いができないといわれるケースも多いはずです。

とはいえ、「商品を送ってからの送金であれば回収に大きなリスクがともなってしまう」

そんな時に確実に代金を回収する方法がL/C取引です。

具体的には、輸入者側の取引銀行が開設する信用状L/C(Letter of Credit)を使った取引をすることです。

信用状には「契約通りの商品の船積みを条件として、代金を支払うこと」が記載されています。

信用状の発行者は銀行で、支払の確約がつきますので荷物を出荷・船積み後直ちに支払を銀行から受けることができます。

輸入者側にとっては、銀行に立て替えてもらった資金を輸入商材で返済するイメージになりますので、

✔銀行での与信行為(融資)となり、新規開設まで時間がかかる

✔費用もT/T送金に比べ割高

という事情もあります。

なので輸出者から見ると安心の制度なのですが、利用には双方の合意が必要となります。

海外決済方法③決済代行会社の利用

海外決済方法③決済代行会社の利用

ここまで、主に銀行での海外決済方法についてお伝えしてきました。

最近は、上記の方法以外に専門の決済代行会社を利用するケースが増えてきています。

その理由は、

✔規模の小さい取引

✔一度きりで繰り返しの取引がない

✔越境ECサイトを使った取引

が増加していることで、敷居の高い銀行に高い手数料を払ってまで海外決済をする必要性が低下しているからです。

しかも、利便性の面で決済代行会社のサービスはかなり良くなっていまして、例えば

特徴

 

✔主要国通貨だけでなく新興国通貨も対応可能

✔24時間両替や支払、受取が可能

✔クレジット/デビッドカード、電子マネーや小切手払いなど対応可能

となっており、輸出者、輸入者双方にとってメリットがある決済方法となっているのです。

ここからは、代表的な決済代行会社のサービスをいくつかお伝えしていきます。

欧米系のサービス

有名なサービスとしては、PayPal(ペイパル)が有名です。

ペイパルとは、

・2002年にeBayというECサイトの子会社となり基本決済手段となっている

・200ヶ国で3億人以上のユーザを誇る

・買い手保護制度が導入されている

・初期費用無し

・支払の受取1件あたりに手数料がかかる

サービスとなっています。手数料も良心的で、

送金額手数料
30万円以下支払額×4.1%+40円
30万円超100万円以下支払額×3.9%+40円

となっています。

1回の送金額は100万円以下となっていますよ。

中国系のサービス

中華系の決済サービスは豊富にあり、

  1. Alipay
  2. Wechat Pay
  3. 銀聯国際(UnionPay International)

などがあります。

アリペイチャージ方法

Alipay(アリペイ/支付宝)ビザなし日本人が中国で利用可能。チャージ方法まで教えます

③は中国の中央銀行である「中国人民銀行」主導で国内外400以上の組織が加盟している銀聯カードの系列です。

銀聯カードは中国国内のクレジットカード市場で9割のシェアを誇り、取引金額は約2兆ドルといわれています。

国内系のサービス

海外系のサービスに目が行きがちですが、国内系のサービスも近年充実してきました。

海外のサービスはどうもよくわからない、表記が他言語の場合もあるし、、、

という際は以下がオススメです。

GMOペイメントゲートウェイ株式会社

当社の送金サービスは、「GMO-PG送金サービス」です。

取引先への返金・送金などの煩雑な業務を正確且つスピーディに代行するサービスで、ECサイトの多数のユーザへの送金といったシーンで活用可能です。

導入のメリットは、

  1. 業務の効率化
  2. 口座情報保持不要
  3. 安価に送金
  4. 銀行口座以外で受取可能(セブンATMで24時間受取可能)

ヤマトフィナンシャルサービス

あのクロネコでおなじみの運輸企業のECサービスの中で、決済代行サービスも行っているのです。

EC・通販における決済方法は、多様化する中ヤマトフィナンシャルでは、クレジットカード決済、後払い決済、代金引換決済はもちろん、ID決済、キャリア決済など、時代とニーズに応える豊富な決済サービスをラインナップしています。

さいごに

さいごに

いかがでしたでしたか?

BtoBでの貿易から個人での越境ECなど様々な形態での海外取引が増える中、その決済方法についても使い分けていきたいですね。

というわけで、今回は以上にします。いつもありがとうございます。





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