アフターコロナの世界とビジネス変化について考えた

アフターコロナの世界とビジネス変化について考えた 仕事を辞めたい

こんにちは、てつやです。

本日はビジネス面におけるアフターコロナの世界と変化についての一考察をお伝えします。

<こんな方に読んでもらいたい>

・アフターコロナの働き方を模索している方
・株の銘柄選定にお困りの方

<本日お伝えすること>

・アフターコロナの世界におけるキーワード
・アフターコロナ後の業界ビジネス展望

では早速お伝えしていきますね!

アフターコロナ時代のキーワードとは

アフターコロナ時代のキーワードとは

14世紀にヨーロッパでペストが大流行しました。その終息とともに、封建制度が崩壊しルネサンスが勃興したのはご存知でしょうか?

歴史的に大きな厄災や有事のあと、既存のフレームワークが一変するような変革が起こっています。

はたして、今回のコロナ終息後にはどのような世界が待っているのでしょうか?

今回、アフターコロナのキーワードを以下3つとしました。

  1. ソーシャルディスタンス(3密)
  2. テレワーク
  3. IT化(DX化)

実際、ぼくも緊急事態宣言後から3密をさけ、社内の人間がコロナにかかり機能停止しないように一部テレワークとなりました。

そして、通勤など時間にゆとりが出来たものの、自宅での仕事のし辛さに驚愕したものです

数年前から叫ばれていた「働き方改革」を急にせざるを得ない状況になったものの全く準備できていなかった、そんな印象でした。

以下では、IT業界と製造業を例にアフターコロナの世界で早急に準備していかないといけないと感じたことをお伝えします。

業界別のアフターコロナ

業界別のアフターコロナ

①IT業界

ビフォーコロナでは、IT業界でさえ「対人重視」「もの重視」「距離の制約」「場所の制約」がありました。

なので、「企業」「個人」「社会」に分類しどのような変革が必要で、世の中に何が必要かを考えてみます。

企業活動で変革が求められるのは以下です。

✔働き方
✔顧客接点
✔事務処理
✔生産etc

個人生活の変革が求められるのは以下です。

✔買い物行動
✔教育
✔社会活動
✔オンライン飲み会etc

社会の変革が求められるのは以下です。

✔DXの実現

世の中で早急に必要になっていくことは具体的に以下のようなものが想定されます。

✔テレワーク

✔ペーパレス化

✔オンライン教育

✔オンライン診療

✔オンライン店舗

✔バーチャルイベント

✔非対面営業

✔無人店舗

✔電子決済

✔無人配送(ロボット、ドローン)

✔IT活用の進化(インフラの整備が前提)

数え上げたらキリがありませんが、コロナの前後では必要性も随分違って見えるのではないですか!?

自宅から動かずとも、仕事も生活も全て完結する世の中になることを切に望みます。

また、5G世界が飛躍的に進展しそうですね。5Gについて詳しく知りたい方は、5Gがもたらす社会について考えようも読んでみてください。

②製造業

製造業においてビフォーコロナでは、

サプライチェーン→効率第一

工場→災害対策

開発・設計・評価→近距離

でした。それがアフターコロナでは、

サプライチェーン→安全第一

工場→感染対策

開発・設計・評価→遠距離

へと変化してきています。

サプライヤーは海外から安く効率的に調達という流れからカントリーリスクを意識して国内での生産回帰が叫ばれました。

また、突然物流がストップしたことで、在庫の重要性が高まり、倉庫管理も今後より重要になるでしょう。

てつや
本業としては逆風です(汗)

工場内を清潔にするため、感染しない消毒ロボットが今後普及するかもしれません。

開発部門のテレワーク化や、試作を必要としない3Dプリンターの領域がより重要になってくるのでしょう。

経済界のアフターコロナの声

経済界のアフターコロナの声

経済界のアフターコロナ関連の声まとめです。

日立製作所社長兼CEO:東原敏昭氏

✔キャッシュフローを重視

✔在宅勤務でいかに業務効率を上げられるかの構造改革が必要

✔企業活動と社会の関わり方を明確に

日本交通代表取締役会長:川鍋一朗氏

✔移動の総量が減少

✔タクシーは移動の手段→個室の空間へ(テレビ会議システム設置)

✔ドラレコから情報収集を担う役割へ

✔お買い物代行サービス化

星野リゾート代表:星野佳路氏

✔3密回避の旅行

✔インバウンドと日本人旅行比率→20:80

✔1時間圏内の地元観光客の呼び込み(マイクロツーリズム)

以前から叫ばれていたこともそうでないこともありますが、とにかく変わらざるを得ない社会となっていますね。

他の経済人の声も聞いてみたいという方は是非一読をおすすめします。

アフターコロナのビジネス変化

アフターコロナのビジネス変化

アフターコロナのビジネス変化について、個人的に評価(◎〇△×)をつけてみました。
ワクチンができるまでの1年又は1年半後とそれ以降に分けて考える必要があります。

これから転職を考えられる方、株の銘柄選定を検討される方も参考にしてみてください。

 ワクチン出来るまで(1年または1年半後)それ以降
インバウンド関連×当分見込めない◎モノからコトへ。団体→個人(質の上昇)
テレワーク関連◎給付金の活用が後押し。リモートワークが出来るインフラ整備が進む。〇持続的に業務可能
会計関連◎クライアントの運転資金の確保が急務〇資金繰り予測表やクラウド会計に注力。
(遠隔)医療業界〇5Gでの試用期間◎全面施行へ
コンサル業界◎テレビ会議継続で業務は可能〇持続的に業務可能
Eコマース業界◎3密回避◎ネットとリアルの融合
宅配業界◎3密回避◎外出時間を有効利用
環境ビジネス業界〇ウィルスの恐れへの対応方法研究が進む◎ウィルス除菌システム、機器の売上増大へ
アパレル関連(含むネット販売)×店舗販売はまだまだ低調△ネット販売を利用できるカジュアルなどは健闘かも
精密機器、ロボット業界〇ロボット化、無人化のテスト期間◎合理化、デジタル化に向け売上拡大
あくまで個人的見解による評価です。投資などの際はよくご検討ください。

ここに取り上げた領域は例えば中国などではすでに実用化されているのがほぼです。

世界から取り残されないように外に目を向けて学ぶという姿勢も改めて必要です。

さいごに

さいごに

いかがでしたか?本執筆2020年6月14日時点で東京でまたもやコロナ感染数は47人となりました。

コロナと引き続き戦いながらも、共存していくように人類が変化していくことが求められていると感じています。

企業も個人も社会も変化しないといけないという強い危機感を持って同じ方向を向いていければいいですね。

その先にはより素晴らしい世界があることを信じてます!!

本日はここまでにします。いつもありがとうございます。

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